追記(2014/08/27):アップデートによる罠
報告(2019/03/09):アップデートで12のファイルが取得できた場合は、それをインストールして12が使えました
記事を書くきっかけ
PCでのBlu-ray再生にドライブバンドルのPowerDVD 10を使っているのですが、 3ヶ月くらい前に突然Blu-rayが再生できなくなった事がありました。
本当に突然というか、昨日まで再生できていた同じBlu-ray Discが再生できなくなるという訳の分からない状態で、ネットで調べてみたのですが、書かれている解決策では解決せず、これもかなり格闘しました。
解決後何日かして、同じ症状が発生していた人をTwitter上で発見し、解決方法を教えたことがあり、あの苦労が無駄にならなくてよかったなぁと満足してしまい、忘却していたのですが、 また同じような症状の発言を見たので、自分が行った対処法を残しておきたいと思います。
症状
以下の環境下でBlu-rayを再生しようとするとPowerDVDのアップデートを促されるが、促された通りに実施してもアップデートに失敗し、Blu-rayが再生できない。
- Windows 8.1
- PowerDVD 10(詳細バージョン失念)
本来PowerDVDのアップデートは以下の写真で赤枠で囲ってある青い↑ボタン(アップグレードボタン)を押下することで表示されるダイアログから行うようですが、
この症状では何度実行しても失敗してしまいます。
そこで公式サイトからパッチをダウンロードしてきて実行したのですが、そうすると今度はPowerDVD自体の動作が怪しくなってしまいました。
対処法
ポイントは一度PowerDVDをアンインストールすることです。
怪我の功名だったのですが、プログラム自体がどうにもならなくなったため、PowerDVDを再インストールしてからアップデート手順を踏んだところ、今度は「Patch.exe」のダウンロードが始まり、ダウンロードしたPatch.exeを実行することで、PowerDVDのアップデートを完了させることができました。
手順まとめ
最後に手順をまとめます。
- PowerDVD 10をアンインストール
- PCを再起動
- PowerDVD 10をインストール
- 画面右上の青い↑ボタン(アップグレードボタン)からPatch.exeを取得
- Patch.exeを実行
- PowerDVDのバージョンを確認し、「PowerDVD 10.0.5508.52」になっていればOK
振り返ってみて
最初は「諦めて別のツールにするのがいいのかなぁ」と他のツールを探したりもしました。 ですがどれもそこそこの出費を要求し、しかも自分としてはただBlu-rayが観れればいいだけなのに、不要な機能も付いての値段なので、少し意地になって対応した気がします。
ちょうどこの時期、PowerDVD 13 Ultraへのアップグレードセールが行われていまして、 ええ、少し訝しがったりはしましたw
なんにせよ最終的には再生できるようになったのでよかったです。ご参考までに。
アップデートによる罠
という記事を書いて数か月後、今度は映像は出ても音声が出なくなりました。
今度は最初からCyberLinkを疑っていたのですぐピンと来たのですが、PowerDVD 10起動時に表示されたアップデートを促すダイアログに従い、
アップデートしていたのが原因でした。
いや、でもしかし、もう呆れを通り越して失笑でしたが、
「アップデートしないと映像を再生できません」
みたいなダイアログだったにもかかわらず、アップデートすると
「このバージョンでは映像を再生することができません」
とか、いい根性してるな、と。
問題への対処
対処法はアップデートを促すダイアログを無視することです。これしかありません。
アップデートしてしまった場合は、再インストールを実施し、このブログの最初に書いてあるアップデートまでを実施し、
以降PowerDVDに促されるアップデートはすべて無視してください。
アップデートしなくても今まで通り映像は観れます。
雑感
今回もPowerDVD 14発売後だったこともありますが、いやしかし、このアップデートは禁じ手ではないかと個人的には思います。
いい勉強になりました。CyberLinkの製品をもう買うことはないでしょう。